ここでアルバイトをさせてもらってことがあります。
一回目は2ヵ月程、夏から秋にかけて。
二回目は知床を歩いた後に財布が空になったために急遽、2週間程、帰りの資金ができるまで。
 
熊の家の皆様、本当にお世話になりました。
出来の悪いバイトだったとは思いますが、すごく人生にプラスになる体験をさせていただきました。
と、こんなとこでお礼をノベテモネェ・・・
 
このお店、文字通り北海道は阿寒湖畔にあるお土産やさんです。
このお店の親方がすごい人で、北海道に行ったら熊の置物、木彫りの、よく目にしますよね、
あれを彫っている人なんだけど、モノが違います。
言葉で説明できません。なぜなら、どこに行っても同じ木彫りしかないじゃないかと思っている人がたくさんいるから。
そういう人は一度、このお店に足を運んで親方の熊を観る必要があります。すっごいですから。
 
お店の前には、親方が彫ったさらにすごいモノがあります。今でも置いてあるのかなぁ?
アイヌが熊を追っている物語を一本の木から彫り出しているんです。
 
地下室があります。そこにまた、すごいものが置いてあります。
ある方のデスマスク・・・観て下さい。
 
 
 
 
この熊の家で、過ごした日々は人から見れば、退屈で変化の少ない日常でしかないかもしれないけど、俺にとってはすっごい宝物です。それは、俺が通りすがりの旅人だったから言えることだとは思うんだけど・・・
 
熊の家の皆さん、ありがとうございました。
また、書きます。