ほんと久々に本の話題です。
 
といってもいままで読んでなかったという訳ではなくて
単に書くのがメンドウだっただけなんですが・・・
 
 
松井今朝子さんの本、初めて読みました。
江戸モノといえばこれまで宮部みゆき、京極夏彦、藤沢周平、浅田次郎等々・・・(あんまり突っ込まないでくださいね)
 
やはり幕末頃を描いた作品に触れてきたのですが、松井さんのこの一冊も
世界に引き込まれますね。
 
『幕末あどれさん』
 
あどれさんってのがフランス語で若者、青年って意味らしいのですが。
どういう二人なのか・・・
 
まぁ、決して二人だけの物語ではないんですけどね。
読後はこの世界にもっと浸っていたいっていう何ともすっきりしないような、それでいて
泣き出したくなるような・・・時代に翻弄され、運命が動いていく・・・
 
そういう時代の物語なんですね。